モブサラリーマンのインデックス投資ほったらかし戦略
どうも、モブサラリーマンのモブサラです。
今回は私が行っている投資戦略の紹介したいと思います。
私の投資戦略は非常にシンプルで楽です。
むしろシンプルで楽にすることで余計な時間をかけないことで、その時間を自分の好きなことに使っていこうという考えです。
こちらの本を読むと理解が深まります。私の考え方はほぼこれ。ほったらかし投資の名著です。
やることは次の3つだけ
- 生活資金を確保する
- 全世界株式のインデックスファンドに投資する
- 個人向け国債(変動金利型10年満期)に投資する
それぞれ解説していきます。
生活資金を確保する
まずは生活資金の確保です。
これは人によって金額が変わってきますが、私のようにサラリーマンであれば最低生活費2~3か月分程度を銀行口座にいれておきます。多くても100万円あれば何か突発で出費があっても現金が足りない!なんてことはほぼないでしょう。
全世界株式のインデックスファンドに投資する
生活資金が溜まったら後はすべて投資に回します。
まずはリスクを取る資産として全世界株式のインデックスファンドを買います。
そしてお金が必要になるときまでずっと持ち続けます。ほったらかしです。
具体的にはeMAXIS Slim 株式全世界株式(日本含む)で、低コストであれば他の全世界株式インデックスファンドでも構いません。
なぜ全世界株式か?
理由としては世界中に分散投資して市場の平均点を稼ぎ、資本主義経済のおこぼれにあずかります。
全世界でみればマイルドにインフレし経済成長していく道筋を間違えないだろうという考えです。上がったり下がったりはありますが、毎年給料が上がり、借金の負担が年々軽くなり、適切に借金できて循環していく資本主義経済を今後も維持するはずです。
なぜインデックスファンドか?
アクティブファンドは手数料が高く、長い期間でインデックスファンドより成績が良いものはほぼありません。モブサラは市場の平均点で良いのです。
インデックスファンドについてもっと深堀したい方はこちらの書籍を読みましょう。少しお高いですがインデックスファンドが正解だと理解できるはずです。
リターン
全世界株式のインデックスファンドであれば手数料が安く長期的に持って損しません。
年利は5%ほどです。
少ないと感じる人もいるかもしれませんが、毎月5万を積み立て5%で運用できると45年で1億円に到達します。この投資は時間が原資ですので、楽にほったらかして将来の資産形成を行いましょう。
もっと早く、もっと儲けたいと思う人もいるかもしれませんが、私たちはモブです。モブにはモブの戦い方があります。スーパースターと同じ土俵で戦う必要はありません。わざわざ大谷翔平選手と野球で勝負する必要はないのです。
リスクを取る資産を全世界株式のインデックスファンド一本にすることで購入も管理も楽です。
余計なことに時間を使わないで自分の時間に使いましょう。
リスク
もちろんあります。
最悪なケースでは評価額が半分になることも想定しておきましょう。
100万円が50万円、1000万円が500万円になることだってありえます。
それでも淡々と無視してひたすら積み立てるのが理想です。
ただし、金額が半分になったとき精神的に耐えられない金額になるならばリスクを取らない個人向け国債(変動金利型10年満期)に投資しましょう。
買うタイミング
考える必要ありません。
買える時がタイミングです。
安くなりそうだとか考えはじめるとモブは間違えます。
毎月積み立てたり、ボーナスなど余剰資金ができたらすぐ投資します。
とはいえ私はズボラで面倒くさがりなので年に1回しか購入してないなんてこともあります。
購入したらあとは放置で忘れていいです。
長期間持つ前提なので今の損得は気にする必要がありません。
しかし、どうも気になるのがモブです。
そこでこう考えます。
- 価格が上がったら → 儲かって嬉しい
- 価格が下がったら → 安く仕込めて嬉しい
価格が上がれば評価額が増えて儲かっているので誰でも嬉しいですが、問題は下がった時です。無視するのが一番ですが、どうせいつか価格は戻ってさらに上がっていくので下がっている今、安く購入できるのはラッキーだと考えましょう。
お金が必要になったら
躊躇なく売却します。
現在の価格は関係ありません。
たとえマイナスでも必要なだけ売りましょう。
投資資金があるのにローンを組んだりするのはやめましょう。
理屈でいけば、2%で借りて5%で運用できれば得なのですが、確実に損する2%と不確実な5%とでは重みが違うと考えます。理屈でいえば、安い金利で限界まで借金して投資するのが手っ取り早く儲かるはずなのですが、モブの私には暴落の未来が待っているように思います。
非課税制度を活用しよう
NISAやiDeCoなどの非課税制度は目一杯活用しましょう。
利益部分に課税されないのでリスク資産である全世界株式のインデックスファンドをぶち込んどくのが良いです。
2024年から始まる新NISAですが、積み立て枠年間120万円、成長投資枠年間240万円で最大1800万円まで利用することができますので、これを埋めていくのが目標です。私は旧NISAに投資した600万円を原資にこれらを埋めていきたいと考えています。
モブサラの勤める会社では企業型確定拠出型年金がありますのでこちらも活用しています。ただし、選択肢が少ない場合が多く、私の場合も全世界株式のインデックスファンドがないので先進国株式のインデックスファンドを毎月積み立てています。
企業型確定拠出型年金の制度がある方はマッチング拠出も利用しましょう。積み立て額と同じ金額を手出しで積み立てできますので活用しない手はありません。
企業型確定拠出型年金の制度がない人はiDeCoを使って積み立てていきましょう。
ただし、企業型確定拠出型年金もiDeCoも受け取るときに税金がかかります。退職金控除など税制優遇が受けられるので、出口戦略が必要になり少々ややこしいですが、制度を活用するメリットの方がはるかに大きいです。その点NISAは税金がかからないという非常にシンプルで判りやすいですね。
企業型確定拠出型年金やiDeCoのメリットとして所得控除されるので節税になります。一度設定してしまえば忘れて放置してしまえるのもメリットになるでしょう。年金というだけあってNISAと違い自由に引き出せないことがデメリットに挙げられがちですが、実はモブ的にはメリットになりえます。
お金を余計なことに使わないで済むからです。
その他への投資
自分への投資といったものは除外すると、他への投資はやらないのが基本です。
株、FX、仮想通貨、不動産などなど、モブがやってもロクなことになりません。
むしろ値段の上げ下げが気になって本業や他の事がおろそかになってしまいます。
その時間を自分の趣味などに回しましょう。
ただ、株やFXは経済を勉強する切っ掛けになります。
そんな私も株で損をし、FXで溶かした過去があります。
やるならゼロになってもよい金額でやりましょう。
資産の5%までとか、金額を決めて。それでダメならキッパリやめましょう。
個人向け国債(変動金利型10年満期)に投資する
基本的には全世界株式のインデックスファンドに投資してほったらかしにしておくのが良いですが、1年で35%上昇することもあれば30%下落することもあります。ならすとだいたい5%ということです。30%下落が2年つづけばざっくり半分になってしまいます。
金額が半分になったとき精神的に耐えられない金額になるならばリスクを取らない個人向け国債(変動金利型10年満期)に投資しましょう。ペイオフされない1000万円までならば銀行に入れておいてもいいでしょう。無理はしないのが鉄則ですが、経済危機があって「もう駄目だぁ」と狼狽売りなどせず、今の値段などお構いなしに淡々とこつこつ積み立てている人が結局儲かるのだと思います。
最後に
今回はモブサラリーマンの私、モブサラの投資戦略を解説しました。
様々な失敗をして自分への戒めも込めて記事にしております。
インデックス投資で楽に資産形成しましょう!